高級ブランドも信頼を置く、世界のレザー生産工場
それがインド
インド亜大陸を構成する日本の約9倍の広大な国土、13億人以上の人口を持ち、 地理的にも文化的にも非常に多様性に富んだ世界最大の民主国家、インド。 土地、人口、歴史的にも日本と比べて圧倒的なスケールを誇るインドですが、 それは皮革産業においても言え、その規模は年間の原皮生産枚数が 約1億8000万枚で、中国に次いで世界第2位となっています。牛革だけに 注目すれば中国を越え世界第1位となります。これは一見牛肉を食べないヒンドゥー教徒が 大半を占めるインドですが、国内飼育の多さ(頭数ベースでは世界の約2割でもっとも多く、 中国の約3倍)が原皮生産量の多さに反映している結果といえます。 ※国連食糧農業機関(FAO)の統計

よって、昔から質がよくグレードの高い革が多く手に入ることで有名で、 素材を余すことなく生かすため、数多くのタンナーや、革を製品化し新たな命を 吹き込む生産工場がインド国内にたくさんあり、何十年も前からヨーロッパをはじめ 、世界中の高級ブランドの皮革製品がここインドで生産されています。
世界で一番厳しい環境基準を
クリアした設備
地球の環境を守るために厳格な環境基準を設けているヨーロッパの 製品を生産していることから、皮革に関わる工場においては、 世界で一番厳しい環境基準をクリアできる設備を備えることを 国から義務付けられています。よってインドで皮革製品を 生産すること=サスティナブルと紐付けすることができるのです。 LIUGOOのオリジナル製品はこういった地球環境のことも考えて、 素材の生産地、素材の加工地、それを製品にする場所を 選定し作られています。
古から伝わる染色技術の高さは世界屈指
衣類は寒さや暑さから身体を保護するためだけでなく、 より美しく装飾するため、また社会的地位の表象等の目的とともに発展してきました。 染色の歴史は糸を紡ぐ技術と同じくらい古く、インドでは紀元前数千年前から 盛んに行われておりました。それらの知識、技術は皮革の世界にももちろん生かされており、 インドでしか染色できない方法も未だ存在しており、その技術の高さは 世界的に見ても突出しています。
長年の経験とノウハウが活きる
丁寧かつ効率化された生産〜検品体制
上述してきたように、インドという国はヨーロッパ諸国を中心に、 昔から世界中の皮革製品の生産国として、様々な需要、用途に応え続けています。 1回のオーダーに何万着という枚数をこなすため、生産体制は無駄がなく、 効率化されていて実にシステマチックです。また工場で働く職人さん達の知識、 技術、経験は確かなもので、例を挙げると実際の縫製職人の方々は1ヶ月の間に 1人あたり何百着という単位の枚数をきっちり丁寧に縫い上げます。 その技術は圧巻で数ミリ単位もきっちり縫い分けることができています。 またその他にも仕上がりをきちんとチェックする検品体制も万全で、 人の目が届くところは一点一点丁寧に検品のプロが触診し、 目では見えないところは機械を使用し抜け目なくチェックしています。 効率化するところは効率化し、人の手を入れる必要があるところはしっかり入れ、 最高品質の物を作り上げる、そんな物づくりの精神がインドには備わっています。